バンジージャンプで人生観は変わるか検証!

いきなりですが、先日人生ではじめてバンジージャンプを飛んできました。

理由は単純で、さきの内定式でのこと、

お偉いさんの一言
「人生観を変えるかもしれない体験をぜひしてください。例えば、バンジージャンプを跳ぶでも何でもいいんですよ。」

バンジージャンプかあ。。。
そういえば飛んだことないなあ。。。

そこで、ちょうどまる一日何も予定がない日があったので、思いつきでバンジージャンプしに行くことにしたのだ。

目的地は東京都稲城市にあるよみうりランド。都内でバンジージャンプが体験できるのはここだけだそうな。

となれば、めがねを外しコンタクトに変えていざ出発!

午後3:15:自転車にのって出発
f:id:hantoshi:20151008041107j:plain

外は曇っていてすこし肌寒いが、雨が降っていないだけまだましだ。

午後3:30:多摩川を越えて稲城市に入る
f:id:hantoshi:20151008040444j:plain

午後3:40:京王よみうりランド駅に到着!
f:id:hantoshi:20151008041307j:plain

駅からパークへはゴンドラが出ているのだが、今回は運動不足の解消もかねているので、自転車で登ることに。

登るのはこの道、よみうりV通り!
f:id:hantoshi:20151008201343j:plain

上からの写真ですが、、、
f:id:hantoshi:20151008202028j:plain

読売ジャイアンツの練習場が坂の上にあるのでそう呼ばれており、道の上には歴代選手の手形などが並んでいる。

原監督のもあった!
f:id:hantoshi:20151008201843j:plain

パークへの道のりは険しい。。。

頭上には悠々と通過するゴンドラがー笑
f:id:hantoshi:20151008202238j:plain

午後4時:ついによみうりランドに到着!
f:id:hantoshi:20151008210142j:plain

もう帰る人もちらちら見えているが、さっそくチケットブースへ!
f:id:hantoshi:20151008210316j:plain

私「入場券1枚ください。」

窓口のお姉さん「閉園5時ですがよろしいですか?」

私「はい。」

だってバンジー飛ぶだけだもんね。

お姉さん「1200円です。」

アトラクションつきのワンデーパスは4000円するが、入場券だけなら1200円なのだ。

f:id:hantoshi:20151008211723j:plain

チケットをもって入場ゲートへ
f:id:hantoshi:20151009024246j:plain

「いらっしゃいませー」

ハロウィンのコスチュームに身をつつんだスタッフのお姉さんにチケットを切ってもらってついに入場!

さすがに頼んで写真を撮ってもらう勇気はなかったが、パネルは好きなので記念にぱちり。
f:id:hantoshi:20151009024706j:plain

よみうりランドマスコットキャラクターのランドドッグも出迎えてくれた。
f:id:hantoshi:20151009024550j:plain

実に10年ぶりのよみうりランド
小学生の卒業遠足できて以来だ。
ませた小学生で、当時好きだった子とジェットコースターに一緒に乗ったのが嬉しかったのを覚えている。

園内はこんな感じでハロウィン仕様にデコレートされている
f:id:hantoshi:20151009025452j:plain

しかし、俺は遊びにここに来たわけではない。

ここよみうりランドで人生変えてやる。

そんな気持ちである。

入場ゲートからジャンプ台まではすこし距離がある。

テーマパークで1人であることなど気にもとめず、ひたすらに目的地を目指した。

そして、ついた。
f:id:hantoshi:20151009030022j:plain

怖れはなかった。

受付に向かった。
そこにはこれから跳ぶらしい20代半ばくらいのふたりの女性がいた。

女性A「あともう少しで跳ぶんだねーww」
女性B「他人事だと思ってー」

どうやら片方の女性が罰ゲーム的な何かで跳ぶことになったらしい。

スタッフの男性「いらっしゃいませ。ジャンプご利用ですか?」
私「はい」
スタッフの男性「それではこちらの用紙にご記入お願いします」

同意書のようなものを渡された。

スタッフの男性「それではお荷物お連れさまに預けていただいたら、こちらへご案内します」

女性A「いってらっしゃーいww」
女性B「やだーこわー」

スタッフと2人の女性は受付を出ていった。

しばらくしてスタッフは帰ってきた。

スタッフの男性「お客さまお荷物は、」
私「ロッカーとかありますか?」

食いぎみに聞いてしまった。

ジャンプのチケットは900円で、受付横の券売機で購入する。

ここからジャンプまではあっという間だ。

体重が適正であるか量って確認し、ハーネスを体に装着してもらい、ジャンプ台へと向かう。

ジャンプ台の高さは22m、ビルの7階程度だという。その高さまで階段でひたすら登る。

登っていると絶叫が聞こえた。さっきの女性だろう。

てっぺんにはスタッフのお姉さんが待っていた。

お姉さん「ワイヤーを取り付けますので、動かないでくださいね」

カチャカチャ

黙って待つ。


お姉さん「はい、それではバーを押して前へどうぞ」

ジャンプ台の手前に青色のバーがあり、外から容易に入れないようになっている。

お姉さん「足場から半分足を出してください」

下が見えた。

私「こういうことなんですね」
お姉さん「あんまり下見ない方がいいですよ」

気づけば手すりを持っていた。

お姉さんが何やら説明しているが、あまり耳に入ってこない。

安全なのは分かっているのに怖かった。

お姉さん「用意ができたら腕を頭の後ろで組んでください。カウントダウンを始めます。」

タイミングは自分しだいだった。

だが、来る前から心に決めていたことがあった。

ためらうな

私はよく言えば慎重、わるく言えば優柔不断な男だ。

そんな自分が即断即決する勇気をつかむために今日ここに来た。

お姉さんの言葉を待たずに腕をあげた。

カウントが始まった。

3

2

1

バンジー!

頭から前の空間に体を傾けた。

はじめはただ倒れるような感覚がした。

それがいきなり地面に吸い込まれるように速度をあげた。


フォーーーー!!!!!!


叫んだ。

一番低いところから上へ跳ね返ると、地上に観客が誰もいないことが確認できてからはつとめて冷静でいようとした。

ジャンプを終えた。

スタッフの男性「お疲れさまでした。」
私「ありがとうございました。やっぱ怖かったです。」

迷わず跳べたことが素直に嬉しかった。

一見くだらない、ちっぽけなチャレンジだったけど、やっぱり来てよかった。

人生観なんて変わらなかったけど、自分が前よりちょっとだけ好きになれた。

帰りのジャンプ台を記念に
f:id:hantoshi:20151009035816j:plain


また何かあれば更新します。

読んでいただきありがとうございました。

みなさんも東京へお越しの際は、ぜひよみうりランドバンジージャンプをおためしください。